香水は正しく保管しないと、数ヶ月で香りが変わる。特に天然原料を多く使ったコンポジションは、合成香料中心のものより変質しやすい。Opal Breeze Thicketのコレクションはすべて天然原料を主体としているため、保管方法が香りの持続に直接影響する。

光が香りを変える仕組み

紫外線は香水の分子構造を変化させる。特にシトラス系のトップノートは紫外線に弱く、光にさらされると数週間で酸化が進む。窓際や洗面台の上など、日光が当たる場所への保管は避けること。ボトルが透明ガラスの場合は特に注意が必要。Opal Breeze Thicketのボトルは遮光性のある箱に入れて保管することを推奨している。

熱と温度変化の影響

高温は揮発を促進し、香りの構成バランスを崩す。浴室は湿度と温度の変化が激しいため、香水の保管には向かない。理想は15〜20度の安定した温度。冷暗所、たとえばクローゼットの中が最も適している。冷蔵庫は温度が低すぎる上に、扉の開閉で温度変化が生じるため推奨しない。

劣化のサインを見分ける

香りが変質したかどうかは、トップノートで判断できる。本来のトップノートが感じられず、酸っぱいまたは金属的な印象になっていれば、酸化が進んでいる。色が濃くなっている場合も変質のサイン。ただし、ウードやラブダナムなど樹脂系の原料は元から色が濃いため、色だけで判断しないこと。

詰め替えと保管の関係

ボトルの中の空気量が増えるほど、酸化が進みやすくなる。残量が少なくなったら、小さいボトルに移し替えるか、早めに使い切ることを勧める。Opal Breeze Thicketでは、残量が少なくなったボトルへの詰め替えサービスを行っている。古いボトルをそのまま持ち込んでいただければ、洗浄して新しいコンポジションを充填する。

保管についてのご質問はアトリエへ。郵送での詰め替えも受け付けています。